短期交換留学生による成果発表会&修了証書贈呈式が行われました。
2018年2月8日、世界展開力強化事業によって中国・山東大学及び韓国・成均館大学校から受入れた留学生10名による成果発表会が行われました。この発表会では、半年間、長崎大学での留学生活(2017年9月~2018年2月)について振り返ってもらい、その成果と感想を述べてもらいました。特に、学生たちが長崎の街、大学での勉強生活、食堂や宿舎での様子、さらには休日の過ごし方等、たくさんのPPTを駆使し、紹介してくれました。留学生にとっては充実した半年間となったようで、「まだ帰国したくない」、「もう一回、長崎に留学をしたい!」という声が多数ありました。3か国の学生同士の交流も、このような機会を活用してどんどん深まっていくことを期待しております。
留学生を対象としたアンケート調査の結果では、9月の特別プログラムや、日本語の授業、県外の現場見学、講義の内容、学習環境、学生の生活支援、奨学金の支給など大いに満足したようです。一方、宿舎のネット環境や日本文化の体験等についての要望が幾つかあり、我々、長崎大学側の改善すべき点も多数明らかとなりました。それらに関する大切な情報を総括し、来年後以降の当該事業による留学生受入の際の環境改善や生活支援に役立てていきたいと覚悟を新たにした所です。
最後に、工学研究科の夛田教授より全員に修了証書が渡され、留学生たちも非常に喜んでくれました。
平成29年度の世界展開力強化事業による学生の派遣と留学生の受入に関連する業務が終了し、来月には本事業に関する総括会議も予定されています。今後とも、継続的改善に取り組んで行きたいと思います。