第2回インフラ人材育成コンソーシアム運営会議及び第7回キャンパス・アジア事業担当者会議が開催されました。
2018年3月29日、第2回インフラ人材育成コンソーシアム運営会議及び第7回目のキャンパス・アジア事業に関する担当者会議が長崎大学において開催されました。山東大学土建与水利学院や環境与工程学院の関係者5名、成均館大学校水資源専門大学院田庚秀研究科長らの担当者5名が集まりました。
本事業の採択後、平成29年度は3大学間による単位互換制度に基づいた交換留学が実施されました。さらに、教育の質を保証し高度なインフラ技術者を育成するため、具体的な協議を重ねてきた担当者らは、今回、長崎大学で一堂に会し、第2回インフラ人材育成コンソーシアム運営会議を開催すると共に、ダブルディグリー・プログラム(以下DD)の締結調印式を同時に執り行いました。会議の冒頭では、長崎大学の河野学長及び山東大学土建与水利学院の劉健副院長、成均館大学校水資源専門大学院の田庚秀研究科長がご挨拶をなされ、日中韓の連携と友好の強化に向けたそれぞれの抱負が語られました。今後、日中韓の大学院教育は、更なる高度化とグローバル化に向けて発展させていくとの共通認識の下、相互交流を深化させながら本事業が展開されます。
さらに、担当者会議では平成29年度に実施した学生派遣&受入状況について、報告がなされ、今回のDD制度の締結により、平成30年度の学生派遣及び受入についても、具体的な協議がなされました。
その他、前回の会議では提案があった共通の科目の開設についても、具体的な議論がなされ、平成30年度においては、長崎大学と山東大学が先行して試験的に行うことに合意されました。
最後に、両大学の先生方が本学校の研究室や実験室等を視察し、学生の教育研究環境を確認することができました。今回の会議は非常に有意義のものとなったと確信しております。