短期留学に基づく受入留学生による成果発表会&修了証書贈呈式が行われました。
2020年2月21日には、「大学の世界展開力強化事業」によって中国・山東大学及び韓国・成均館大学校から1名ずつ受入れた外国人留学生による短期留学に関する成果発表会が執り行われました。この成果発表会は、2019年9月から半年間にわたる長崎大学での留学生活を振り返り、その成果と感想等を本学の教職員、他の留学生及び日本人学生らと共有する場として例年実施しているものです。
2名の外国人留学生は、本学で経験した勉学・研究に関すること、長崎を代表する料理やウィクリーマンション(宿舎)での日常生活に関すること、さらに長崎という街の印象や長崎以外の都市まで足を運んだ国内旅行等について、数多くの写真を交えながら、堂々と語ってくれました。彼らにとって非常に充実した半年間であったことが伺える発表内容であり、受入大学としては安堵致しました。
また、二人を対象とした短期留学に関するアンケート調査では、「大学の環境」、「教員の質」、「国際コーディネーターの対応」及び「奨学金」といった項目で、「非常に良い」及び「良い」との回答を得ており、全体として高い満足度を得る結果となりました。一方、宿舎のインターネット環境に関しては、現状を大幅に改善して欲しいとの要望が出されました。これらのアンケートの結果については、コンソーシアム運営会議や三大学の外部評価委員会でも紹介する予定です。留学生からの生の声を反映させ、より魅力的な事業展開の実施に向けた事業内容の改善に努力していきたいと考えています。
発表後には、当該事業の担当教員である杉本知史准教授及び鈴木誠二准教授より修了証書が手渡されました。最後に事業担当責任者の夛田教授より二人を労う言葉を掛けて頂き、修了証書贈呈式をお開きに致しました。当該事業下の単位互換制度に基づく短期留学への参加と長崎大学での留学経験が彼らの生涯の財産となり、帰国後も三カ国のインフラ関連の架け橋として社会に貢献してくれることを願っています。