第4回キャンパス・アジア実務担当者会議の開催
7月26日に第4回キャンパス・アジア事業に関する実務担当者会議がシンガポールの南洋理工大学で開催されました。今回の会議は、オンラインと対面のハイブリッド型で実施されました。山東大学、成均館大学校、南洋理工大学及びラオス国立大学の実務担当者をはじめ、長崎大学大学院工学研究科や国際企画課の教職員も参加し、活発な意見交換が行われました。新型コロナウィルス感染症拡大後、ようやく山東大学の先生方と対面で会議が開催することができました。
この会議では、様々な議題について議論されました。特に、今年度に実施する「ハイブリット型短期プログラム」のオンライン講義について、学部生から大学院生まで、様々な学問分野や学年が異なる学生が集まっている中、講義の内容を分かりやすく理解してもらうための工夫等についても議論されました。また、課題となっているASEAN大学の学生への支援策(実渡航費用)についても意見交換を行いました。今年度より、ようやく山東大学の学生も実渡航ができるようになり、学生たちの交流が楽しみです。また、今年度の「日中韓ダブル・ディグリープログラム」及び「ハイブリッド型短期留学プログラム」の交流人数、進捗状況や問題点等について、意見交換が行われました。
国際コラボレーションラボ室は、すでに設置済みで、まずは長崎大学と山東大学との間での協定締結について会議でその詳細を議論されました。また、成均館大学校からも締結したいとの意向があり、今年度中に協定を締結できるように、今後準備していきます。特に国際コラボレーションラボは、本事業の重要なコンテンツの1つであり、DDP学生だけでなく教員間の研究促進と拡張が大いに期待されます。