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2024.04.12

キャンパス・アジア 長崎大学「大学の世界展開力強化事業」(第3モード)第1回外部評価委員会の開催

令和6年3月11日に、キャンパス・アジア「大学の世界展開力強化事業」(第3モード)第1回外部評価委員会が開催されました。本委員会は外部評価委員として、山口大学・名誉教授、大日本ダイヤコンサルタント会長、本学の医歯薬学総合研究科・教授、本学水産環境科学総合研究科・教授の計4名で構成されています。本委員会では、「アジアの大学間連携による持続的社会基盤整備を支えるグローバル人材育成事業」におけるこれまでの活動内容の評価および継続的改善を図ることを目的に開催されました。

第1回外部評価委員会では、先ず本事業の実施責任者である坂口大作工学研究科長による挨拶の後、鈴木誠二准教授より本事業の ①概要(背景・目的・人材像等)、②進捗状況、③今後の展開、について説明がされました。次いで、外部評価委員の先生方には本事業第3モード開始以来3年間の実績を総括した上で、これまでの取組みについての評価、さらに事業終了までの今後2年間に求められる改善点等について様々な観点からご意見を頂き、総合的に本事業のこれまでの進捗状況やこれからの取り組みについて評価されました。本事業への取組みおよび進捗状況に対しては概ね高い評価を受ける一方、本プログラム参加後の同窓生追跡調査の必要性や、学生・企業に対し具体的な数字を示した上でのより効果的なPR活動の必要性、さらには担当教員に対する適正評価や大学組織としての事業支援体制強化の必要性など、様々な観点から忌憚のないご意見を頂きました。

インフラ人材育成コンソーシアム運営会議の諮問組織として、第2モードに続き、学外内の有識者を構成員とする「外部評価委員会」を開催することで、本事業の取組状況や学生交流プログラムの内容、教育の質の保証、成果の情報発信など、外部から客観的に評価されることにより、委員からの提言や意見をもとに事業の継続的な改善を図ることが可能となります。また評価報告として、「学生交流プログラムおよび教育の質を保証するため、コンソーシアム会議を定期的に開催するなど事業計画は着実に実施されていることが確認でき、高く評価できる。事業継続に向けた部局内組織体制は整備されている一方で,大学組織として担当教員の評価も含めて事業支援体制の更なる強化が望まれる。」との貴重なご意見がありました。なお、外部評価報告書は本ホームページに追って掲載いたします。

今回の外部評価委員会の先生方から頂戴した貴重なご意見を真摯に受け止め、第3モード終了までの今後2年間の事業展開に活用してまいります。