2022.03.24

工学研究科「大学の世界展開力強化事業」
“アジアの大学間連携による持続的社会基盤整備を支えるグローバル人材育成事業”が本格的に始動!!

令和3年度11月に採択された工学研究科「大学の世界展開力強化事業」の初めてのコンソーシアム会議が3月24日にオンライン形式で開催され、本事業が本格的に始動しました.第2モードから続く3大学(日本・長崎大学、中国・山東大学、韓国・成均館大学校)に加え、シンガポールの南洋理工大学及びラオスのラオス国立大学の5大学から総勢40人以上の関係者らが参加し、盛大なスタートを切りました。

コンソーシアム会議では、長崎大学大学院工学研究科と山東大学土建与水利学院・斉魯交通学院・環境科学与工程学院及び、成均館大学校水資源専門大学院・建設環境工学院との間で「アジアの大学間連携による持続的社会基盤整備を支えるグローバル人材育成事業に関する協定」が新たに締結されました。また,これに基づき学生交流協定の覚書も同時に締結されました.今年度中には、南洋理工大学及びラオス国立大学を加えて、5大学間による締結を予定しています。

コンソーシアム会議の冒頭では、長崎大学の伊東理事が挨拶をし、グローバル人材育成プロジェクトの成功への意気込みを述べました。その後、山東大学の副学長韓聖浩、成均館大学校水資源専門大学院の田庚秀研究科長、南洋理工大学土木環境工学部、ラオス国立大学工学部の関係者らが挨拶をされ、キャンパス・アジアプロジェクト第3モードの実施と5大学の連携強化に向けたそれぞれの抱負が語られました。

2022.03.07

~アジア高等教育共同体(仮称)形成促進~採択校連絡会に参加しました

3月7日に文部科学省がオンラインで開催された本事業の採択校連絡会に、本校プログラムの担当教員鈴木准教授と事務職員2名が参加しました。

今年度から大学の世界展開力強化事業の第3モードが開始され、これまでの日中韓3か国に加えて、新たにASEAN諸国の大学との連携など、発展的な取り組みを進めています。事業の取組を更に加速・展開させるため、採択校の間で課題や改善点を共有することを主たる目的として、今回の採択校連絡会を実施されました。

連絡会では、文部科学省、TCS(日中韓3国協力事務局)、大学改革支援・学位授与機構の方々をはじめ、第3モードの採択大学17校の担当者が各プログラム内容の紹介や、特に第3モードの申請において苦労した点、課題等について情報共有及び意見交換を行いました。

今般、コロナ感染症が蔓延の中、プログラムの実施に伴い、オンラインによる共同学位や学生の積極性、ASEAN諸国の政府支援等の問題が共通課題となっており、本学としても、今後のプログラム展開の一助として大変有意義なものとなりました。