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News & Topics
2025.09.30

ASEAN拡張型短期留学プログラムを実施しました

2025年8月20日より、ラオス国立大学の教員2名・大学院生2名を対象に「ASEAN拡張型短期留学プログラム」を実施しました。本プログラムの目的は、世界展開力強化事業で協働する同大学教員を今後の共同研究の可能性を探る機会として招聘し、本学教員と情報交換を行うこと、また大学院生については本学総合生産科学研究科の研究室に受入れ、本学教員の指導の下研究活動を行うものです。今回の教員2名は、社会環境デザイン工学コースの西川貴文准教授の研究室を訪れ、大学院生2名は構造工学コースの佐々木謙二准教授の研究室に配属され、各々の研究領域に則した情報収集・交換等に努め、9月20日までの1ヶ月間にわたり長崎大学で研究活動を行いました。

2025.09.30

ハイブリッド型短期留学プログラムを実施しました

2025年7月12日より、長崎大学、山東大学(中国)、成均館大学(韓国)、ラオス国立大学、南洋理工大学(シンガポール)の5校による「ハイブリッド型短期留学プログラム」が実施されました。本プログラムは、グローバルに活躍できるインフラ人材育成を目指す「キャンパス・アジア・プログラム」の一環で、参加学生は韓国→中国→日本と、各大学でのプログラムを通して各国のインフラ事情や異文化への理解を深めることを目的に実施されています。プログラム内容は、①オンライン講義 (7/12-8/2)と ②各大学での現地プログラム (8/9-8/26) を組み合わせたハイブリッド型で、本年度は4大学から計38名(長崎14名・成均館11名・山東11名・ラオス2名)が参加しました。また昨年度に引き続き、長崎大学からラオスおよびシンガポールへの学生派遣(各2名)も実施し、ASEANを交えたより広域での活発な学生交流が実現しています。



各大学でのプログラムでは、特別講義や現地語講座、文化体験、市内ツアー、インフラ現場視察等が実施されました。長崎大学ではダムや高速道路高架橋、トンネル等のインフラ工事現場を視察する諫早・佐世保・平戸への1泊旅行や、キャンパス・アジア同窓生との交流セッションも実施しました。プログラム最終日には成果発表会が行われ、実渡航留学とグループワークを重ねながら活発な学生交流を行ってきた成果を各グループが発表し、それぞれの学生にとって有意義なプログラムとなりました。



また昨年に引き続き、日中韓の交換留学プログラムの枠組みをASEANに拡げ、長崎大学から南洋理工大学(シンガポール)およびラオス国立大学へ各2名派遣しました。シンガポールでは、南洋理工大学への訪問および施設見学に加え、五洋建設株式会社様の協力のもと、インフラ建設現場でのインターンシップ研修(3日間)に参加し、大学間交流のみならず海外でのインフラ建設現場を肌で体感することができたことは、学生の今後の進路選択にも大きな影響を与えうる有意義な経験となったようです。



さらに長崎大学2名・成均館大学1名が参加したラオス国立大学プログラムでは、①各大学の学生によるプレゼンテーション、②インフラ講義、③建設現場視察、④市内視察等、のプログラムを通してラオスのインフラ事情への理解を深めるとともに、ラオス学生との交流を通して現地の文化・人々に対する理解を深めることができました。



ASEAN地域を含む5大学間で交流を重ねてきたキャンパス・アジア事業第3モードも2026年3月で終了となりますが、これまでプログラムの継続的な検証・改善を行うことにより、より質の高いプログラム内容と活発な学生交流の機会を提供することができ、第3モードの集大成としての成果を残すことができました。

2024.12.06

第4回 世界展開力強化事業 インフラ人材育成コンソーシアム会議の開催

さる12月6日、中国・山東大学において第4回インフラ人材育成コンソーシアム会議を開催しました。今回のコンソーシアム会議には、本学から蒋宇静副学長をはじめとする7名、中国・山東大学副学長の呉臻氏ら十余名、韓国・成均館大学校2名、ラオス国立大学2名、およびシンガポール南洋理工大学1名の5大学の関係者らがハイブリッド形式で参加しました。

冒頭の各大学による挨拶では、「世界展開力強化事業」の国際インフラ人材育成におけるこれまでの歩みを振り返り、修士・博士のダブルディグリー・プログラムおよび短期交流プログラムの拡充、単位互換制度の導入など、日中韓3大学間での人材育成システム構築に大きく貢献してきたことを評価するとともに、国際コラボレーション・ラボラトリー設立に伴う大学間の研究協力や教員交流の活性化など、より一層の協力と事業の発展に期待を寄せる声が上がりました。

本会議では、2024年度の事業の成果を振り返るとともに、2025年度の計画について話し合いが行われました。具体的には、①日中韓ダブルディグリー・プログラム(DD)の派遣強化、②ハイブリッド型短期留学プログラムの実施計画、③ASEAN拡張型短期留学プログラムの展望、④国際コラボレーション・ラボの活動の一環として国際シンポジウムと同窓会イベントの開催など、来年度の事業計画につき各大学との合意が得られました。さらにラオス、シンガポールを含むASEAN拡張型短期留学プログラムについては、長崎大学は引き続きラオス国立大学との学生受入・派遣、および南洋理工大学への学生派遣を行っていく計画であることを報告しました。

本会議後には、大学間の研究交流促進を目的とした「第2回研究交流発表会」が山東大学主催により行われ、本学からは板山朋聡教授、瀬戸心太准教授の2名が各々の研究成果を紹介しました。

インフラ分野におけるグローバル人材育成に向け、日中韓の大学が互いに協力し取り組んできた「世界展開力事業」も2026年3月には第3モードが終了します。最終年度となる2025年度は、本事業の集大成とすべくより一層の充実を目指し、引き続き5大学間で緊密に連携しながら、円滑かつ着実に事業を進めていきたいと思います。

2024.09.30

ASEAN拡張型短期留学プログラムを実施しました

2024年8月22日より、ラオス国立大学の教員および大学院生各1名を対象に「ASEAN拡張型短期留学プログラム」を実施しました。本プログラムの目的は、世界展開力強化事業で協働する同大学教員を、今後の共同研究の可能性を探る機会として招聘し、本学教員と情報交換を行うこと、また大学院生については、本学総合生産科学研究科の研究室に受入れ、本学教員の指導の下研究活動を行うものです。今回の2名は、社会環境デザイン工学コース・土木構造学研究室の西川貴文准教授の研究室に受入れ、同准教授の指導のもと各々の研究領域に則した情報収集・交換等に努め、9月17日までの27日間にわたり長崎大学で研究活動を行いました。

2024.09.30

ハイブリッド型短期留学プログラムを実施しました

2024年7月13日より、長崎大学、成均館大学(韓国)、山東大学(中国)、ラオス国立大学、南洋理工大学(シンガポール)の5校による「ハイブリッド型短期留学プログラム」が実施されました。本プログラムは、グローバルに活躍できるインフラ人材育成を目指す「キャンパス・アジア・プログラム」の一環で、参加学生は韓国→中国→日本と、各大学でのプログラムを通して各国のインフラ事情や異文化への理解を深めることを目的に実施されています。プログラム内容は、①オンライン講義 (7/13-8/3)と ②各大学での現地プログラム (8/9-8/28) を組み合わせたハイブリッド型で、本年度は4大学から計36名(長崎12名・成均館10名・山東12名・ラオス2名)が参加しました。今回からは長崎大学からラオスおよびシンガポールへの学生派遣(各2名)も開始し、ASEANを交えたより広域での活発な学生交流が実現しました。



各大学でのプログラムは、特別講義や現地語講座、文化体験、市内ツアー、インフラ現場視察等が用意され、長崎大学では長崎の災害現場やインフラ施設を視察する雲仙・島原への1泊旅行も実施しました。(雲仙岳災害記念館・橋・トンネル工事現場等) プログラム最終日には、各グループが発表する成果発表会が行われ、各グループとも実渡航留学とグループワークを重ねながら活発な学生交流が行われていた様子が窺え、それぞれの学生にとって有意義なプログラムとなりました。



また本年度より日中韓の交換留学プログラムの枠組みをASEANに拡げ、長崎大学から南洋理工大学(シンガポール)およびラオス国立大学へ各2名派遣しました。シンガポールでは、南洋理工大学への訪問および施設見学に加え、五洋建設株式会社の協力のもと、インフラ建設現場でのインターンシップ研修(3日間)に参加させていただく機会に恵まれ、大学間交流のみならず海外でのインフラ建設現場を肌で体感することができたことは、学生の今後の進路選択にも大きな影響を与えうる有意義な経験となったようです。



またラオスでは、①日本とラオスのインフラ事情を紹介する双方の学生によるプレゼンテーション、②インフラ講義、③Lao Art Museum建設現場視察、④市内視察等、のプログラムを通してラオスのインフラ事情への理解を深めるとともに、多数のラオス学生との交流を通して現地の文化・人々に対する理解を深めることができました。



これまで交流を重ねてきたキャンパス・アジアの事業も2026年3月で終了となります。来年度は最後のハイブリッド型短期留学プログラムとなりますが、その集大成としてより一層充実したプログラムとなるよう準備を進めてまいります。

2024.04.30

第7回キャンパス・アジア実務担当者会議の開催

第7回キャンパス・アジア事業に関する実務担当者会議が4月23日、山東大学(中国)、成均館大学校(韓国)、ラオス国立大学、南洋理工大学(シンガポール)、長崎大学参加のもと、オンラインにて開催されました。今回の会議では、主に2024度に実施される「ハイブリット型短期留学プログラム」についての協議が行われ、今年度のホスト校である成均館大学校からは実施計画についての詳しい説明が行われました。その結果、全体スケジュールは7月13日~8月28日で決定し、7月~8月初旬はオンライン講義、その後 韓国→中国→日本の順に実渡航留学が実施されることとなりました。また、長崎大学での実施後、各大学のアカデミックカレンダーの調整状況に応じ、ラオスまたはシンガポールへの実渡航も計画されています。各大学の参加人数や学生に対する支援内容等についても概ね決定され、今後は各大学における学生募集、講義内容やスケジュール調整等の具体的な準備に取り組んでいきます。

次に、今年度から本格的に実施される「ASEAN拡張型短期留学プログラム」についても、長崎大学とラオス国立大学との二大学間での計画について鈴木准教授より説明が行われました。本学はこの計画に基づいて今後具体的な準備に入りますが、他の参加大学においても実施に向け二大学間での積極的な協議が期待される旨の発言がありました。

さらに同准教授からは、5大学間での研究リソースの共有・共同研究・シンポジウムの開催等を目的とする「国際コラボレーションラボ」の一環として、昨年度に引き続き各参加大学から特別研究学生を本学に招聘し、総合生産科学研究科において研究実習(研究室配属)を実施する計画についても説明が行われました。国際コラボレーションラボは、本事業の重要なコンテンツの1つであり、学生間だけでなく教員間の研究交流促進も大いに期待されています。

最後に、昨年秋に実施された文部科学省による中間評価の結果が先月公表され、本事業が「A評価」であったことが報告されました。また、同省からのコメントも共有され、今後もプログラムのより一層の充実を目指し改善を図りつつ、5大学間で協力し円滑かつ着実に事業の実施を進めていくことを確認し、閉会となりました。

2024.04.12

キャンパス・アジア 長崎大学「大学の世界展開力強化事業」(第3モード)第1回外部評価委員会の開催

令和6年3月11日に、キャンパス・アジア「大学の世界展開力強化事業」(第3モード)第1回外部評価委員会が開催されました。本委員会は外部評価委員として、山口大学・名誉教授、大日本ダイヤコンサルタント会長、本学の医歯薬学総合研究科・教授、本学水産環境科学総合研究科・教授の計4名で構成されています。本委員会では、「アジアの大学間連携による持続的社会基盤整備を支えるグローバル人材育成事業」におけるこれまでの活動内容の評価および継続的改善を図ることを目的に開催されました。

第1回外部評価委員会では、先ず本事業の実施責任者である坂口大作工学研究科長による挨拶の後、鈴木誠二准教授より本事業の ①概要(背景・目的・人材像等)、②進捗状況、③今後の展開、について説明がされました。次いで、外部評価委員の先生方には本事業第3モード開始以来3年間の実績を総括した上で、これまでの取組みについての評価、さらに事業終了までの今後2年間に求められる改善点等について様々な観点からご意見を頂き、総合的に本事業のこれまでの進捗状況やこれからの取り組みについて評価されました。本事業への取組みおよび進捗状況に対しては概ね高い評価を受ける一方、本プログラム参加後の同窓生追跡調査の必要性や、学生・企業に対し具体的な数字を示した上でのより効果的なPR活動の必要性、さらには担当教員に対する適正評価や大学組織としての事業支援体制強化の必要性など、様々な観点から忌憚のないご意見を頂きました。

インフラ人材育成コンソーシアム運営会議の諮問組織として、第2モードに続き、学外内の有識者を構成員とする「外部評価委員会」を開催することで、本事業の取組状況や学生交流プログラムの内容、教育の質の保証、成果の情報発信など、外部から客観的に評価されることにより、委員からの提言や意見をもとに事業の継続的な改善を図ることが可能となります。また評価報告として、「学生交流プログラムおよび教育の質を保証するため、コンソーシアム会議を定期的に開催するなど事業計画は着実に実施されていることが確認でき、高く評価できる。事業継続に向けた部局内組織体制は整備されている一方で,大学組織として担当教員の評価も含めて事業支援体制の更なる強化が望まれる。」との貴重なご意見がありました。なお、外部評価報告書は本ホームページに追って掲載いたします。

今回の外部評価委員会の先生方から頂戴した貴重なご意見を真摯に受け止め、第3モード終了までの今後2年間の事業展開に活用してまいります。

2024.01.26

CAMPUS Asia Winter Short Term Exchange Program in NAGASAKIを実施しました。

1月15日から26日まで、韓国・成均館大学校から学生を6名、特別研究学生として受入れ、CAMPUS Asia Winter Short Term Exchange Program in NAGASAKIを実施しました。 初日の15日にオリエンテーションを行い、担当教員から全体的なプログラムとスケジュールについて説明がありました。各学生が自己紹介とプログラムに対する抱負を述べ、同席した国際コーディネーターと顔合わせしてオリエンテーション終了。午後、コーディネーターからこの先約2週間、日本での生活で知っておくと便利な日本語会話や情報について説明がありました。

2日目からはインフラ維持管理に関する特別講義を受け、日本文化体験では長崎の代表的な料理の一つであるトルコライスを作って試食しました。韓国で日本のとんかつが大変人気であると聞いた講師の先生の計らいにより、トルコライスに決定されたとのことです。学生たちに大変好評で、楽しく有意義な体験だったとの感想でした。 講義室での講義以外に現場見学を実施しました。雲仙市では、1990年から始まった雲仙普賢岳の噴火活動による被害からの復興を雲仙災害復興記念館で学び、火砕流が流れ下った跡が残るむき出しの山肌を見て被害を実感しました。また、熊本市と阿蘇市では、2016年の熊本地震で被害を受けた熊本城で、いまだに修復が完了しない石垣や建物の壁の被災状況を見学し、熊本地震震災ミュージアムではガイドの方から詳細な説明を聞きながら、震災遺構として保存されている旧東海大学阿蘇キャンパスの校舎やすぐそばの亀裂の入った地面を見て地震の威力や恐ろしさ、それから耐震補強工事の大切さを知ることができました。その後、現在も活発な活動を続けている阿蘇中岳火口見学をし、また、インフラ建設現場の一つとして、熊本地震からの復興を語るうえで欠かすことのできない新阿蘇大橋も、間近で見ながら引率の先生の説明を聞きました。


3名ずつ2グループに分かれて研究室活動も行いました。社会環境デザイン工学コースの水圏環境研究室と土木構造研究室に配属され、各研究室の教員の指導の下で所属する学生たちと一緒に実験や解析、体験学習を行いました。

今回のプログラム中、長崎大学の学生で過去にキャンパスアジアのプログラムに参加した同窓生と交流する時間もありました。短時間の交流でしたが、長崎側の学生がカステラ屋さんを案内したり、夕方中華料理店に行ってちゃんぽんを食べながら、互いの国の食事の時のマナーの違いについて語ったり、長崎大学の学生がハイブリッド型短期留学プログラムで韓国を訪れた時の様子を、写真を見せながら語り合うなど、相互の文化を学び親睦を深める良い時間となりました。



1月26日に、今プログラムの締めくくりとして成果発表会を行いました。成果発表会には,韓国から3名の先生が参加されました。研究室に配属された3名1組で2グループの発表が行われ、PowerPointで作成した資料を示しながら、期間中に学んだことや感想について発表しました。各学生は学内での活動も熱心に取り組みましたが、一日の終了後や週末も市外の施設を訪ねるなどいろいろなところへ行き、活動的に行動して長崎での滞在を満喫していたことが伺えました。



今回のプログラム実施によって、キャンパスアジアの事業内容が韓国の学生に広く知られ、他のプログラムにも多くの学生が参加するようになることを期待しています。

2023.11.30

第3回 世界展開力強化事業 インフラ人材育成コンソーシアム会議の開催

さる11月13日に韓国・成均館大学校において、第3回目のインフラ人材育成コンソーシアム会議を開催しました。今回のコンソーシアム会議には、本学9名、韓国成均館大学校6名、中国山東大学4名、ラオス国立大学1名の4大学の関係者らがハイブリッド形式で参加しました。

この会議では、2023年度の活動実績として、山東大学の韓副院長によりハイブリッド型短期留学プログラムの実施報告が行われました。昨年度より多くの学生が参加し、特にすべての参加学生が実渡航に参加することができたことは大きな成果であり、学生アンケートによる調査結果も概ね満足という結果でした。また、本学の鈴木誠二准教授によるダブル・ディグリー・プログラムや同窓会組織等の実績報告も行われました。

2024年の実施計画としては、引き続きDDプログラム及びハイブリッド型短期プログラムを実施するとともに、ASEAN拡張型短期留学プログラムの計画・実施をすることで合意されました。長崎大学とシンガポール・南洋理工大学は学生交流の協定書締結が完了し、すでに2023年度から試験的に2名の学生を派遣する予定となっています。各プログラムや大学が直面する課題、またそれに対する提案などについても活発な意見が交わされました。

また、本学西川貴文准教授の提案により準備が進められてきた5大学間研究リソースの共同利用・共同研究・シンポジウムの開催等を目的とする「国際コラボレーションラボ」の運用に向けその進捗状況が報告され、日中韓による国際コラボレーションラボの覚書を締結することが決定され、年内の署名に向けて進めることで合意されました。これにより学生のみならず教員間の研究交流と発展が大いに期待されています。

最後に今回の会議に参加した大学間の教員らによる研究発表会が行われ、各大学の研究内容およびリソースの紹介など貴重な情報交換の機会となりました。今後も5大学間で協力しながら、円滑かつ着実に事業の実施を進めていきたいと思います。

2023.09.15

ダブル・ディグリープログラムの学生が来日しました!

9月初旬に中国の山東大学から1年間留学予定の修士課程のダブル・デイグリー留学の学生3名が長崎に到着しました。今年度で第4期生となります。9月4日にオリエンテーションが行われ、長崎大学の紹介や今後の長崎大学での授業スケジュール、教職員等が紹介されました。さらに、国際コーディネータからは、日本において日常生活を送っていく上で必要な諸手続きや注意事項などについて詳細に説明されました。

本事業では10月からの講義をスムーズに受講できるように、9月中に留学生全員を対象とした入学前教育プログラムを第2モードから毎年実施しています。今回の受入学生も初級レベルの日本語研修に加え、日本の生活に馴染んでもらうために、日本人学生とのレクリエーションも実施しました。今後は、日本のインフラ建設現場の視察も計画しており、こういった取組みにより、本学での教育・研究が有意義なものとなるように全力でサポートしていきたいと考えています。