新着情報

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News & Topics
2026.03.05

受入のDD学生2名を対象とした修士論文の試問会を開催しました

総合生産研究科では、2024年度に山東大学から第5期のダブルディグリー(DD)学生として大学院生2名を受け入れました。このたび、長崎大学総合生産研究科の規定に基づく修士論文の試問会が、長崎大学文教キャンパスにおいてZoomを用いて開催されました。

当該学生2名は、パワーポイント資料を用いて流暢な英語で研究発表を行い、その後、審査委員との質疑応答が行われました。長崎大学の学則に基づき論文審査が実施された結果、2名ともに無事合格の評価を受けました。

DDプログラムは、修士課程の2年間のうち1年間を海外留学として派遣先大学で過ごし、講義の履修に加えて修士論文に関する研究活動を行い、2編の修士論文を完成させる必要があるなど、非常に高い水準の内容となっています。今回の学生2名は、来日後、9月の日本語研修を経て、10月から長崎大学での講義履修および研究指導に取り組み、課題解決能力やコミュニケーション能力の向上を図ることができました。さらに、日本での生活や日本人学生・教員との交流を通じて、日本文化への理解も深めることができました。

2名の学生は長崎大学の修士号取得後、2026年6月に山東大学においても修士号を取得する予定です。これまで本事業で受け入れた多くのDD学生は、出身大学での修了後、本学のみならず福岡や東京の大学院博士後期課程へ進学するなどの実績が報告されています。本学としても大変喜ばしく思うとともに、今後の2名のさらなる活躍が期待されます。

2026.03.01

事業報告書を作成しました

2020年度、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが世界的に拡大する中、本事業の第3モードが採択されました。海外留学が困難な状況が続く中で、参加する5大学が試行錯誤を重ねながら事業を推進した結果、5年間で延べ264名以上の学生が本事業に参加しました。長崎大学全体の国際化の推進にも大きく貢献しています。

本事業は2026年3月をもって終了を迎えますが、これまでの5年間の成果を踏まえ、今後も5大学が連携してインフラ人材の育成を継続して実施していくことが合意されています。長崎大学によるこうした国際的な取組が広く認知・評価されるとともに、日本と中国・韓国およびASEAN諸国との間における互恵的な関係が、適切かつ持続的に構築されていくことが期待されます。

これまでの5年間の実施状況については、別添のとおり報告いたします。

「事業報告書」はこちら。

2026.02.27

第5回 世界展開力強化事業 インフラ人材育成コンソーシアム運営会議の開催

さる2月5日、長崎大学において第5回インフラ人材育成コンソーシアム会議を開催しました。今回の会議は本事業第3モードにおける最後のインフラ人材育成コンソーシアム運営会議であり、本学より18名、中国・山東大学6名、韓国・成均館大学校4名、ラオス国立大学2名、シンガポール南洋理工大学1名の参加のもと、ハイブリッド形式で開催されました。

会議では、今年3月の本事業第3モード終了を前に、2021年度からの5年間の事業を振り返り、その成果および課題につき意見交換を行いました。事業全体の成果としては、この5年間に4つの交換留学プログラム(①ダブル・ディグリー / ②短期留学/ ③ハイブリッド型短期交流/ ④ASEAN拡張型)、および国際シンポジウム等に計264名の学生が参加し、5大学間での人材育成システムの強化並びに人材育成に大きく貢献してきました。また国際コラボレーション・ラボラトリー設立に伴う大学間の研究協力や教員間交流の活性化、更には同窓会の活動推進など、事業のより一層の充実を図っています。一方で、事業の課題も各大学から指摘があり、今後これらの課題を踏まえた上でのプログラム構築と大学間のより一層の協力に期待が寄せられています。

また2026年度に新たに申請予定の第4モードについて、長崎大学より基本計画の提案を行いました。これに基づき、5大学間で第4モード準備委員会を設置し、申請に向け協議を行っていく方針です。

インフラ分野におけるグローバル人材育成に向け、日中韓・シンガポール・ラオスの大学が互いに協力し取り組んできた「大学の世界展開力事業」も2026年3月には第3モードが終了します。これまで築き上げてきた取り組みをより一層充実したものにすべく、引き続き5大学間で緊密に連携しながら、第4モードに向け協議を進めていきたいと思います。

なお本会議後には、これまでDDプログラムおよび短期留学プログラムに参加した同窓生らによるネットワーキング・イベントが開催され、現在各国のインフラ分野で活躍する日中韓の同窓生らによるプレゼンテーション、および参加者全員での活発な意見交換が行われました。

会議参加者 集合写真

ネットワーキング・イベントに参加の同窓生

2025.11.27

第2回「大学の世界展開力強化事業」国際シンポジウムを開催しました

11月26-27日、長崎大学総合生産科学研究科において、2021年度に採択された「大学の世界展開力強化事業」の第2回国際シンポジウムを開催しました。

今回のシンポジウムでは、長崎大学、山東大学(中国)、成均館大学(韓国)、南洋理工大学(シンガポール)の4大学から計20名の修士・博士課程学生が参加し、対面またはオンラインにて研究発表を行いました。各学生の発表後には質疑応答の時間が設けられ、学生間の活発な意見交換が交わされました。参加した学生は,相互に同世代の他国の学生の研究内容や研究姿勢に非常に刺激を受け、より一層研究に対する姿勢や考え方を前進させるいい機会になったかと思います。また、研究発表のほか来日学生や教員を交えた懇親会や長崎市内観光プログラムも組まれ、研究交流のみならず本学学生と来日学生らの相互理解を深める貴重な機会となりました。

参加者全員による集合写真

社会環境デザイン工学コース長・大嶺 聖教授による開会挨拶

研究発表の様子

ポスター発表

長崎市内観光

2025.09.30

ASEAN拡張型短期留学プログラムを実施しました

2025年8月20日より、ラオス国立大学の教員2名・大学院生2名を対象に「ASEAN拡張型短期留学プログラム」を実施しました。本プログラムの目的は、世界展開力強化事業で協働する同大学教員を今後の共同研究の可能性を探る機会として招聘し、本学教員と情報交換を行うこと、また大学院生については本学総合生産科学研究科の研究室に受入れ、本学教員の指導の下研究活動を行うものです。今回の教員2名は、社会環境デザイン工学コースの西川貴文准教授の研究室を訪れ、大学院生2名は構造工学コースの佐々木謙二准教授の研究室に配属され、各々の研究領域に則した情報収集・交換等に努め、9月20日までの1ヶ月間にわたり長崎大学で研究活動を行いました。

2025.09.30

ハイブリッド型短期留学プログラムを実施しました

2025年7月12日より、長崎大学、山東大学(中国)、成均館大学(韓国)、ラオス国立大学、南洋理工大学(シンガポール)の5校による「ハイブリッド型短期留学プログラム」が実施されました。本プログラムは、グローバルに活躍できるインフラ人材育成を目指す「キャンパス・アジア・プログラム」の一環で、参加学生は韓国→中国→日本と、各大学でのプログラムを通して各国のインフラ事情や異文化への理解を深めることを目的に実施されています。プログラム内容は、①オンライン講義 (7/12-8/2)と ②各大学での現地プログラム (8/9-8/26) を組み合わせたハイブリッド型で、本年度は4大学から計38名(長崎14名・成均館11名・山東11名・ラオス2名)が参加しました。また昨年度に引き続き、長崎大学からラオスおよびシンガポールへの学生派遣(各2名)も実施し、ASEANを交えたより広域での活発な学生交流が実現しています。



各大学でのプログラムでは、特別講義や現地語講座、文化体験、市内ツアー、インフラ現場視察等が実施されました。長崎大学ではダムや高速道路高架橋、トンネル等のインフラ工事現場を視察する諫早・佐世保・平戸への1泊旅行や、キャンパス・アジア同窓生との交流セッションも実施しました。プログラム最終日には成果発表会が行われ、実渡航留学とグループワークを重ねながら活発な学生交流を行ってきた成果を各グループが発表し、それぞれの学生にとって有意義なプログラムとなりました。



また昨年に引き続き、日中韓の交換留学プログラムの枠組みをASEANに拡げ、長崎大学から南洋理工大学(シンガポール)およびラオス国立大学へ各2名派遣しました。シンガポールでは、南洋理工大学への訪問および施設見学に加え、五洋建設株式会社様の協力のもと、インフラ建設現場でのインターンシップ研修(3日間)に参加し、大学間交流のみならず海外でのインフラ建設現場を肌で体感することができたことは、学生の今後の進路選択にも大きな影響を与えうる有意義な経験となったようです。



さらに長崎大学2名・成均館大学1名が参加したラオス国立大学プログラムでは、①各大学の学生によるプレゼンテーション、②インフラ講義、③建設現場視察、④市内視察等、のプログラムを通してラオスのインフラ事情への理解を深めるとともに、ラオス学生との交流を通して現地の文化・人々に対する理解を深めることができました。



ASEAN地域を含む5大学間で交流を重ねてきたキャンパス・アジア事業第3モードも2026年3月で終了となりますが、これまでプログラムの継続的な検証・改善を行うことにより、より質の高いプログラム内容と活発な学生交流の機会を提供することができ、第3モードの集大成としての成果を残すことができました。

2024.12.06

第4回 世界展開力強化事業 インフラ人材育成コンソーシアム会議の開催

さる12月6日、中国・山東大学において第4回インフラ人材育成コンソーシアム会議を開催しました。今回のコンソーシアム会議には、本学から蒋宇静副学長をはじめとする7名、中国・山東大学副学長の呉臻氏ら十余名、韓国・成均館大学校2名、ラオス国立大学2名、およびシンガポール南洋理工大学1名の5大学の関係者らがハイブリッド形式で参加しました。

冒頭の各大学による挨拶では、「世界展開力強化事業」の国際インフラ人材育成におけるこれまでの歩みを振り返り、修士・博士のダブルディグリー・プログラムおよび短期交流プログラムの拡充、単位互換制度の導入など、日中韓3大学間での人材育成システム構築に大きく貢献してきたことを評価するとともに、国際コラボレーション・ラボラトリー設立に伴う大学間の研究協力や教員交流の活性化など、より一層の協力と事業の発展に期待を寄せる声が上がりました。

本会議では、2024年度の事業の成果を振り返るとともに、2025年度の計画について話し合いが行われました。具体的には、①日中韓ダブルディグリー・プログラム(DD)の派遣強化、②ハイブリッド型短期留学プログラムの実施計画、③ASEAN拡張型短期留学プログラムの展望、④国際コラボレーション・ラボの活動の一環として国際シンポジウムと同窓会イベントの開催など、来年度の事業計画につき各大学との合意が得られました。さらにラオス、シンガポールを含むASEAN拡張型短期留学プログラムについては、長崎大学は引き続きラオス国立大学との学生受入・派遣、および南洋理工大学への学生派遣を行っていく計画であることを報告しました。

本会議後には、大学間の研究交流促進を目的とした「第2回研究交流発表会」が山東大学主催により行われ、本学からは板山朋聡教授、瀬戸心太准教授の2名が各々の研究成果を紹介しました。

インフラ分野におけるグローバル人材育成に向け、日中韓の大学が互いに協力し取り組んできた「世界展開力事業」も2026年3月には第3モードが終了します。最終年度となる2025年度は、本事業の集大成とすべくより一層の充実を目指し、引き続き5大学間で緊密に連携しながら、円滑かつ着実に事業を進めていきたいと思います。

2024.09.30

ASEAN拡張型短期留学プログラムを実施しました

2024年8月22日より、ラオス国立大学の教員および大学院生各1名を対象に「ASEAN拡張型短期留学プログラム」を実施しました。本プログラムの目的は、世界展開力強化事業で協働する同大学教員を、今後の共同研究の可能性を探る機会として招聘し、本学教員と情報交換を行うこと、また大学院生については、本学総合生産科学研究科の研究室に受入れ、本学教員の指導の下研究活動を行うものです。今回の2名は、社会環境デザイン工学コース・土木構造学研究室の西川貴文准教授の研究室に受入れ、同准教授の指導のもと各々の研究領域に則した情報収集・交換等に努め、9月17日までの27日間にわたり長崎大学で研究活動を行いました。

2024.09.30

ハイブリッド型短期留学プログラムを実施しました

2024年7月13日より、長崎大学、成均館大学(韓国)、山東大学(中国)、ラオス国立大学、南洋理工大学(シンガポール)の5校による「ハイブリッド型短期留学プログラム」が実施されました。本プログラムは、グローバルに活躍できるインフラ人材育成を目指す「キャンパス・アジア・プログラム」の一環で、参加学生は韓国→中国→日本と、各大学でのプログラムを通して各国のインフラ事情や異文化への理解を深めることを目的に実施されています。プログラム内容は、①オンライン講義 (7/13-8/3)と ②各大学での現地プログラム (8/9-8/28) を組み合わせたハイブリッド型で、本年度は4大学から計36名(長崎12名・成均館10名・山東12名・ラオス2名)が参加しました。今回からは長崎大学からラオスおよびシンガポールへの学生派遣(各2名)も開始し、ASEANを交えたより広域での活発な学生交流が実現しました。



各大学でのプログラムは、特別講義や現地語講座、文化体験、市内ツアー、インフラ現場視察等が用意され、長崎大学では長崎の災害現場やインフラ施設を視察する雲仙・島原への1泊旅行も実施しました。(雲仙岳災害記念館・橋・トンネル工事現場等) プログラム最終日には、各グループが発表する成果発表会が行われ、各グループとも実渡航留学とグループワークを重ねながら活発な学生交流が行われていた様子が窺え、それぞれの学生にとって有意義なプログラムとなりました。



また本年度より日中韓の交換留学プログラムの枠組みをASEANに拡げ、長崎大学から南洋理工大学(シンガポール)およびラオス国立大学へ各2名派遣しました。シンガポールでは、南洋理工大学への訪問および施設見学に加え、五洋建設株式会社の協力のもと、インフラ建設現場でのインターンシップ研修(3日間)に参加させていただく機会に恵まれ、大学間交流のみならず海外でのインフラ建設現場を肌で体感することができたことは、学生の今後の進路選択にも大きな影響を与えうる有意義な経験となったようです。



またラオスでは、①日本とラオスのインフラ事情を紹介する双方の学生によるプレゼンテーション、②インフラ講義、③Lao Art Museum建設現場視察、④市内視察等、のプログラムを通してラオスのインフラ事情への理解を深めるとともに、多数のラオス学生との交流を通して現地の文化・人々に対する理解を深めることができました。



これまで交流を重ねてきたキャンパス・アジアの事業も2026年3月で終了となります。来年度は最後のハイブリッド型短期留学プログラムとなりますが、その集大成としてより一層充実したプログラムとなるよう準備を進めてまいります。

2024.04.30

第7回キャンパス・アジア実務担当者会議の開催

第7回キャンパス・アジア事業に関する実務担当者会議が4月23日、山東大学(中国)、成均館大学校(韓国)、ラオス国立大学、南洋理工大学(シンガポール)、長崎大学参加のもと、オンラインにて開催されました。今回の会議では、主に2024度に実施される「ハイブリット型短期留学プログラム」についての協議が行われ、今年度のホスト校である成均館大学校からは実施計画についての詳しい説明が行われました。その結果、全体スケジュールは7月13日~8月28日で決定し、7月~8月初旬はオンライン講義、その後 韓国→中国→日本の順に実渡航留学が実施されることとなりました。また、長崎大学での実施後、各大学のアカデミックカレンダーの調整状況に応じ、ラオスまたはシンガポールへの実渡航も計画されています。各大学の参加人数や学生に対する支援内容等についても概ね決定され、今後は各大学における学生募集、講義内容やスケジュール調整等の具体的な準備に取り組んでいきます。

次に、今年度から本格的に実施される「ASEAN拡張型短期留学プログラム」についても、長崎大学とラオス国立大学との二大学間での計画について鈴木准教授より説明が行われました。本学はこの計画に基づいて今後具体的な準備に入りますが、他の参加大学においても実施に向け二大学間での積極的な協議が期待される旨の発言がありました。

さらに同准教授からは、5大学間での研究リソースの共有・共同研究・シンポジウムの開催等を目的とする「国際コラボレーションラボ」の一環として、昨年度に引き続き各参加大学から特別研究学生を本学に招聘し、総合生産科学研究科において研究実習(研究室配属)を実施する計画についても説明が行われました。国際コラボレーションラボは、本事業の重要なコンテンツの1つであり、学生間だけでなく教員間の研究交流促進も大いに期待されています。

最後に、昨年秋に実施された文部科学省による中間評価の結果が先月公表され、本事業が「A評価」であったことが報告されました。また、同省からのコメントも共有され、今後もプログラムのより一層の充実を目指し改善を図りつつ、5大学間で協力し円滑かつ着実に事業の実施を進めていくことを確認し、閉会となりました。