2018.12.03
受入留学生との交流会が開催されました。
2018年12月3日、平成30年度に中国・山東大学及び韓国・成均館大学校から受け入れている留学生との交流会が開催されました。9名の留学生について、来日してそろそろ3ヶ月が過ぎようとしているため、現在の大学・宿舎環境や学習状況などについて、留学生からの意見をヒアリングしたいという目的で開催されました。
交流会では、社会環境デザイン工学コースの教員や事務職員も出席し、学生たちと意見交換を行いました。留学生たちからの主な発言は次のとおりです。
日常生活(宿舎、食事、奨学金等)においては、概ね良い評価のようでした。中国と韓国の冬では、オンドルや床暖房があるため、日本より部屋が暖かいようです。日本ではエアコンを使用しますが、乾燥しやすいようです。大半の留学生たちは奨学金を食費に当てており、学生食堂での食事以外に自炊する留学生も多かったようです。
大学での学習面においては、(各自の専攻分野に近い)履修科目が少ないとの意見が多数ありました。これは長崎大学が以前より抱えている課題でもあります。中国と韓国の新学期は9月から始まります。一方、長崎大学は4月から始まり、さらにクォーター制度を導入しているため、2大学からの留学生は基本的に第3クォーターと第4クォーターの講義しか受けられない状況となっています。今後は、工学研究科において開講する英語での講義を増やしていくとともに、通年開講の講義の時期を変更したりして、対策を講ずることに努めていく所存です。引き続き、両大学からの留学生たちが有意義な留学生活を送れるよう、サポートしていきたいと思っています。