キャンパス・アジア 長崎大学「大学の世界展開力強化事業」第2回外部評価委員会が開催されました。
令和3年3月17日、キャンパス・アジア「大学の世界展開力強化事業」第2回外部評価委員会が開催されました。今回は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、対面での委員会の実施が困難であったため、Zoomによるオンライン会議にて実施されました。
本委員会のメンバーとしては、大学関連委員の土木構造分野(京都大学・名誉教授)、トンネル・地下構造物分野(山口大学大学院・教授)、水環境分野(京都大学防災研究所・教授)から各1名、民間企業関連委員として建設会社(三井住友建設)及び建設コンサルタント(大日本コンサルタント)から各1名を構成メンバーとして、本事業における活動内容の継続的改善を図っていくことを目的とし、平成30年度より外部評価委員会が設置されました。
今回の第2回外部評価委員会は、先ず本事業の総括担当者である夛田彰秀教授から、本事業の背景や申請経緯、これまでの5年間に渡って実施された学生交流の実績、今後の課題等について説明し、最後に本事業の総括を行いました。次いで、外部評価委員の先生方には本事業5年間の実績を総括した上で、様々な観点から総合的に評価していただきました。本事業への取組みに対して、極めて高い評価を受けるとともに、学生目線に立ったDDプログラムを構築する必要性や、事業終了後の財政面への新たな努力、大学でのDD学生の定員化など、様々な観点から忌憚のないご意見を頂戴致しました。インフラ人材育成コンソーシアム運営会議の諮問組織として、学外の有識者を構成員とする「外部評価委員会」を開催することで、PDCAサイクルを含む本事業の評価と検証、事業報告書の作成及び評価結果の公表等を行うことができました。これらのことによって、本事業における「教育の質の保証」を三大学の学生に証明することが可能となりました。
今回の外部評価委員会の先生方から頂戴した貴重なご意見を真摯に受け止め、今後の第三モードへの展開に活用していきたいと思っております。なお、下記のとおり、「第2回外部評価委員会議事要旨:質疑応答編(速報版)」を掲載致しますので、ご参照下さい。
210319_外部評価委員会議事録(速報版)