2019.07.31

中国・韓国サマースクールの渡航前説明会を開催致しました。

2019年7月31日、中国・山東大学および韓国・成均館大学校への派遣学生9名を対象に渡航前の説明会を開催致しました。今回は、中国・山東大学で開催されるサマースクール(8月13日~8月25日)に学部学生が2名、韓国・成均館大学校で開催されるサマースクール(8月10日~ 8月21日)に学部学生7名の参加です。

はじめに、本事業の総括担当である工学研究科の夛田彰秀教授より参加学生に対して激励の挨拶がなされ、その後は国際コーディネーターによる現地での生活上の留意点やスケジュール、必要な持ち物等の紹介がなされました。また、学生たちが安心して留学に臨めるように、長崎大学が作成した「危機管理ガイドブック」や緊急対応時の連絡先等を配布致しました。さらに、学務課担当者による単位互換制度の説明がなされました。

今後は、学生たちを対象とした留学先での危機管理や留学全般に関する相談・サポート等については、両大学と本事業の国際コーディネーターが連携し、情報を共有しながら臨機応変に対応していきたいと考えています。


2019.07.22

長崎大学において「インフラに関するサマースクール」が開催されました。

2019年7月11日から7月20日までの10日間、2020年度以降に受け入れる大学院生の確保を大きな目的に、長崎大学において「インフラに関するサマースクール」を開催致しました。このサマースクールには、当該事業の参加大学である中国・山東大学から18名、韓国・成均館大学校から12名の大学院生及び学部4年生を受け入れて、英語による日本のインフラの整備状況やインフラ維持管理に関する講義を行い、日本におけるインフラ整備の現状を学習してもらいました。特に、期待の高かった雲仙普賢岳災害復旧工事現場、水無川無人化施工現場、雲仙災害復興記念館等のインフラ建設現場の視察に参加した学生から、「長崎ならではの事柄を深く学ぶことができた。」や「体験後に授業を聞くことによって、内容がより分かり易かった。」等の意見を聞くことが出来た。さらに、国際コーディネーターによる日本語授業をサマースクール参加学生に対して実施するとともに、2019年8月に中国・山東大学及び韓国・成均館大学校で開催される『インフラに関するサマースクール』へ派遣する日本人学生達との交流会をも開催致しました。また、着物の着付け体験、長崎県立大学から招聘した講師による特別講演「手塚治虫と日本のアニメ」の聴講を通して、日本の文化を理解する機会を設けました。

サマースクールへの参加学生らは、10日間という短い期間の中で、日本のインフラ整備の現状を学習するとともに、日本人学生との交流や文化体験等を楽しんでいました。


2019.07.11

派遣学生らを対象に3回目のTOEIC対策セミナーを開催しました。

2019年6月19日から7月10日まで、英会話学校イーオンから講師を長崎大学文教キャンパスへ招へいし、全4回にわたるTOEIC対策セミナーを開催致しました。特に、7月28日に行われるTOEIC公開テストの受験を控えた派遣学生のうち7名が、英語力強化のために、前期の講義の合間を縫ってTOEIC対策セミナーを受講しました。このうち大学院生2名は、2019年9月から開始される単位互換制度に基づく短期留学に参加予定です。一方、他5名の学部学生は、2019年8月10日、あるいは8月11日から開始されるインフラ短期サマースクールに参加致します。

今回の対策セミナーでは、毎回配布される教材を指名された学生が読み上げ、皆で答え合わせを行った後、講師による丁寧な解説が行われました。さらに、実際のTOEICテスト問題を繰り返し演習する等、より実践的な内容になっていました。TOEIC対策のみならず、ディクテーションやシャドーイングも授業内容に適宜取り入れられており、留学に向けて英語力不足を払拭する一助になったという意見が受講生から数多く寄せられました。